【検証】犬型Webカメラ「wanco」ならビデオ通話うまくいく説

こんにちは、たみです。

新型コロナの流行とともに現れた新たな形の飲み会。

ビデオ通話飲み会。

各自カメラで自分の顔を共有することで、あたかも皆が同じ場所にいる感覚でお酒が飲める画期的なシステム。自粛でさみしくなった心をこれで癒している人もいるのではなでしょうか。

しかし、飲み会に限らずこの「ビデオ通話」という代物は、通常の会話とは違う独特のコミュニケーションスキルが必要。

コミュニケーション強者同士で繰り広げられる会話をただ黙って聞くことになったり、

慣れない雰囲気のせいで会話が減ると幹事が司会進行のようになったり、

時間と場所の制約が生じにくいからぐだぐだと会が進行して終わりどころが分からなくなったり

油断するとビデオ通話は簡単に地獄と化してしまいます。

わたしが一番しんどいのは、声を出したものの誰かと被ってしまうやつです。
なんか、独り言を言ってるみたいで恥ずかしい。誰もいない部屋で受け取り手のいない言葉がむなしく響くのが耐え難い。

話は変わりますが、皆さん、ベアプログラミングってご存じですか？

分からないところを質問しようと話しかけたとき、質問の途中で問題が解決できてしまったことはありませんか？あれをプログラミングの問題解決方法として取り上げたのが「ベアプログラミング」。質問という体裁で分からない点を口に出して思考を整理するのが目的なので、話し相手は人間である必要はないわけです。クマちゃんの人形でもいい。だから「ベア」プログラミング。

さらに話は変わりますが、アニマルセラピーってご存じですか？

人間は動物との触れ合いを通して、ストレスを和らげたり、心を落ち着かせたりします。
イヌがセラピーアニマルとして第一線で活躍しているとか。

ということは、犬型のなにかを周辺に置いた状態でビデオ通話を行えば、地獄モードに突入した通話をワンちゃんの癒やしパワーで乗り切ることができるのでは？本当は実際のイヌがいることが望ましいが。わたしはただ話を聞いてほしいだけなので、「犬型のなにか」で十分だ。ベアプログラミングならぬ、イヌプログラミングだ。

というわけでこちらを購入しました。
その名も「wanco」。ELECOMの犬型Webカメラです。

wancoはWebカメラとマイクの機能を併せ持った万能犬。カメラとマイクが内蔵していないタイプのパソコンを使っているわたしの救世主だ。

しかもこの万能犬、

お座りできます。
見てくださいこの健気にわたしを（カメラで）見つめる姿。なんともキュート。

後ろ足の角度を変えることで

こんなことや

こんなこともできます。
つま先に滑り止めがついているので、一見無茶な角度でも滑らずに役目を果たしてくれます。

この最高犬「wanco」と、挑んだビデオ通話は…

オンライン英会話！

コロナ流行前からビデオ通話界に君臨しているオンライン英会話。先に挙げたビデオ通話特有のコミュニケーションスキルが必要な上に、単純な英語力が必要となるこの度の戦い。

日本生まれ、日本育ち、先祖代々日本人のわたし。学校教育で英語は学習してきたものの、それだけ。きっと今回の戦いは厳しいものになるだろう。緊張もストレスもすさまじいに違いない。しかし、今は近くにwancoがいる。はたして「wanco」の癒やしパワーは如何ほどか。

なんと！果敢に挑んでいるではありませんか！

皆さんは「このパソコンどこにカメラ付いてるんだっけ…」となったことはないでしょうか。わたしはあります。マイクも同様です。見当違いな方を向いてしゃべっているのなんてビデオ通話「あるある」でしょう。どこに向いて話せばいいかわからないのは地味にストレスです。
wancoを使えばそんなことは起こりません。見てくださいこの存在感。ワンちゃんに向かって話せばいいだけ。目線も声も拾ってくれます。

あとは、「wancoが聞いてくれている」という安心感。無機質なカメラに比べ、犬型カメラに話しかけていれば「独り言感」が幾らか緩和されます。wancoも心なしか、こちらの話を聞いてくれている顔をしている気がする。話を聞いてくれる人（または物）がそこにいるというのが大事なのは、「ベアプログラミング」と同じだ。

そしてなにより、癒やされる。
思うように英語が話せずへこたれそうな時も、先生から叱られたときも、先生と発言タイミングがかぶってちょっと気まずい雰囲気になったときも、じっとこちらを見てくれるwanco。